県央地区では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、伝染性紅斑が警報レベルを超えた状況です。
伝染性紅斑については、全国的にも患者報告数が過去10年の同期で最多となって
います。大人がかかると、関節炎や頭痛、高熱が1か月近く続くなど重症化する
ことがあります。特に注意が必要なのが妊娠中の女性です。感染により、お母さ
んは大丈夫でも、赤ちゃんの皮膚がむくむ胎児水腫という病気にかかることがあ
るので注意してください。
また、夏にかけ、感染性胃腸炎、手足口病、咽頭結膜炎、ヘルパンギーナが増
えてきます。また、近年、注目されていますSFTS(重症熱性血小板減少症候群)
やデング熱など、ダニや蚊などの節足動物によって媒介される感染症にもご注意
ください。